いっせい地方選・府市会勢揃いスタート 日本共産党、伏見区
いっせい地方選挙が半年後にせまった16日、京都市伏見区からの日本共産党府議・市議の予定候補6人がそろって伏見区稲盛ホールで、「党創立記念・いっせい地方選挙勝利『伏見のつどい』」が開催され約400人の参加者から熱い声援が送られました。
府議候補のばばこうへい(新)・上原ゆみ子(現)、市議候補の西野さち子・さとう和夫・赤阪仁(以上現)・やまね智史(新)の6候補と28年府議を務めた松尾孝氏、井上哲士参院議員、石村和子衆院3区代表がそろって登壇し、連帯と全員勝利の決意表明をしました。
候補者登壇に先立ち、特別文化企画が催され、後藤淳子さんと28歳青年候補のばばこうへいさん、朗読小組「はと笛」有志による「原爆詩集八月」の詩の朗読が行われ、参加者に感銘を与えました。また、第2弾としてやまね智史候補と伏見の青年で結成している音楽グループ「joi’n」が沖縄の「島人ぬ宝」を演奏、地元伏見区内で構成する合唱団による「竹田の子守歌」が披露され、盛んな拍手が送られました。
司会の石村和子さんから候補者一人一人が紹介され、全員が決意表明。退任する松尾府議は挨拶をしました。各決意表明に対し、多くの参加者が手にもった真っ赤なタンポを振り応えました。また、等身大の候補者人形も登場し、クラッカーと大きな声援、拍手が会場いっぱいに響きわたりました。
井上参院議員が、国内外の現局面と問題、共産党の役割と選挙の意義などについて講演しました。
井上氏はばく大な内部資金をため込んでいる大企業にさらに優遇・減税を打ち出し、一方で庶民には消費税、派遣労働者の首切り、低賃金、中小企業への押しつけなど一年前の公約を投げ捨てた民主党の政策をはじめ、対等な日米関係を主張していた公約を投げ捨て、辺野古への基地移転、米軍の抑止力を評価し日米声明に固執するなどアメリカに追随する民主党政権は「古い自民党政権に新しい民主党が引き継いだだけ」と批判しました。
これに対し、財界にもアメリカにも正面から主張する日本共産党の政策を訴えました。また、国会や地方での住民のいのちと暮らし守り、平和を守る闘いは、幅広い国民、住民運動と結ばれ、支えられて国政にも地方政治にも大きく反映されてきたことを強調し、いっせい地方選挙で日本共産党をもっと大きく躍進させる意義などを訴えました。(仲野良典)