20100918-02jpg.jpg 大山崎町長選(10月12日告示、17日投票)に立候補を表明しているまなべ宗平氏(69)=現=の事務所開きが18日、同町大山崎尻江の事務所前で行われ、町民など250人が集まりました。まなべ氏は、「前町政に後戻りさせないために、もう一度仕事をさせてほしい」と訴えました。
 まなべ氏は、1期4年間で前町政が悪化させた財政の立て直しに努め、住民負担増を避けながら単年度で黒字財政にしたことを報告。前町政が赤字を生み出した原因として、インタージャンクションや第二外環状線建設など「小さな自治体で抱えられない施策を国・府から“ひきうけ”たから」と指摘。町長選に立候補を表明している他の2氏について、国・府からの“ひきうけ”を再開しようとしていると指摘し、「これ以上、財政の余裕は町にはない。この町に似合ったまちづくりをすすめ、次世代に借金のない町にしよう」と訴えました。
 日本共産党の堀内こうきち町議団長は、野党が議会で府営水問題や子どもの医療費無料化など住民の暮らしを守る町長の提案を妨害してきたと指摘し、「まなべ町長の勝利とともに、町長提案を議会で実現する力をつけるためにも、日本共産党の5議席確保に向けてがんばりたい」と決意表明しました。
 駆けつけた支援者らは、「やっと財政が立て直しできた。子どもからお年寄りまで住んでよかったと思えるまちづくりのために再選を」「子どもの医療費無料化の拡充をぜひ実現してほしい。子育て応援のまちをつくってきたまなべ町長にがんばってほしい」と支持を訴えました。
 まなべ宗平事務所は同町大山崎尻江41。連絡先はTEL075・958・3389。