京都医労連要請 京都医療労働組合連合会(京都医労連、森田しのぶ委員長)は18日、京都市・府に対して医師・看護師の大幅増員と夜勤体制の改善を求める要請を行いました。
 日本医労連の全国キャラバンの一環で行われたもので、京都医労連では、府内180病院や医療団体などにも申し入れています。
 要請で森田委員長は、中小病院で看護師が不足し、離職者も多い深刻な状況を示し、▽ILO看護職員条約に基づき、看護師など京都府(市)内の夜勤交替制労働者の労働時間を1日8時間、週32時間以内、勤務間隔を12時間以上とすること▽国と京都府(市)の責任で、医療、社会保障予算を先進国(OECD)並みに増やし、医師・看護師・介護職員等を大幅に増やすこと▽患者・利用者の負担を減らし、安全・安心の医療・介護を実現すること―の3点を求めました。