城陽母親大会 第40回城陽母親大会が23日、同市の文化パルク城陽ふれあいホールで開かれ、186人が参加しました。
 中野恭子会長は「日本は戦場でもないのに年間約3万人もの自殺者があります。このかけがえのないいのちが、大切にされていない状況に、日本は本当に平和なのか? と疑問を持ちます。母親運動の歴史を確信して母親、女性の優しさ・しなやかさ・したたかさを発揮して未来を切り開いて行きましょう」とあいさつしました。
 シンガーソングライターの野田淳子さんのトーク&コンサートが行われ、「生命への讃歌」をテーマにギターで弾き語りをしました。90分で15曲ほど演奏し、アンコールでは野田さんの夫・中島光一氏作詞・作曲による「大きな歌」を皆で歌いました。参加者からは「生命をテーマに素敵な歌。澄んだ美しい声、やさしく暖かい人や社会への思いや言葉にいやされました」と感想が寄せられました。
 今回、第40回大会を記念して作られた「城陽母親大会」の横看板は、城陽の梅や菖蒲等を入れた切り絵で作られ、作者の布川さんが紹介されました。(莊司蓉子)