市田・京都まつり 2011年いっせい地方選と中間選挙の勝利を目指して、日本共産党京都府委員会と京都府同党後援会は14日、「2010京都まつり」を京都市左京区の宝が池公園一帯で開き、約1万人が参加しました。中央舞台で行われた日本共産党の市田忠義書記局長を迎えての「市田さんと何でも語ろう!トーク」で、市田氏は「いっせい地方選での日本共産党の前進を。日本の進路に大きな影響を与える沖縄知事選(28日投票)への支援を」と呼びかけました。
 質問に市田氏が答えるという形で進められたトークでは、民主党政権の本質や経済危機打開など内政問題、尖閣列島、千島などの外交問題、そして日本共産党の姿などの質問がだされました。
 市田氏は民主党・菅政権について「発足したらすぐに財界詣し、法人税減税を狙う。アメリカには普天間基地移設の日米合意推進の姿勢を示し、「自民党以上に財界、アメリカに屈服している。こうした事実を示し多くの国民にその本質を知らしめていきたい」とのべました。
 また外交問題では尖閣列島に対する同党の見解が、民主、自民両党に大きな影響をあたえている事実を紹介し、それは「歴代自民党政権も民主党政権も理をつくして国際的道理で尖閣列島は日本固有の領土と言うことを主張してこなかった。その根本には侵略戦争と植民地支配に対するは反省がないからだ」と指摘。日本共産党が正確に対応できるのは命がけでこれらに反対した党だからと強調しました。
 市田氏は来春のいっせい地方選挙について、「地方政治では『オール与党』対日本共産党という対決構図が明白になっている。府民に寄り添いながら暮らしを守るために奮闘する日本共産党をぜひ勝たせてほしい。また沖縄県知事選は、日本の進路に大きな影響を与える大選挙。ぜひイハ候補への支援を」と訴えました。

 トーク後、壇上にはいっせい地方選と亀岡市議選の候補者が勢ぞろいし、勝利を誓いあいました。(詳報は「週刊しんぶん京都民報」11月21日付)