舞鶴の海は戦時そのもの 中宇治九条の会憲法集会
中宇治九条の会は21日、宇治市のゆめりあうじで「第10回憲法集会」を開き、約40人が参加しました。
第一部では、地元のソプラノ歌手によるイタリアや日本の歌曲の美しい歌声に酔い、恒例のレンコンケーキとコーヒーでほっこり。
第二部は、舞鶴平和委員会の橋本靖彦氏が舞鶴の海上自衛隊の状況と日本の安全について講演しました。
橋本氏は、同隊がアメリカとともに海外で活動できる態勢として、護衛艦「ましゅう」(13500トン)にミサイルを搭載し艦内に手術できる病院施設を設けるなど、世界でもトップ級のミサイル防衛計画に沿った戦艦を配備していると指摘。アメリカと指揮系統を統一するなど、舞鶴の海は戦時そのものの様相を呈していると述べました。
また舞鶴港では狭い港に米艦船を迎えるためのしゅんせつ工事がくり返されていることも報告されました。
「日米安保条約」がある故に、憲法九条の下でも舞鶴が日本海で最も危険な海となっていることに大きな衝撃をうけるとともに、舞鶴を平和の海にすることが日本の安全につながることを学んだ学習会でした。