沖縄と心ひとつに基地撤去求め続けよう 京都共同センター
平和憲法を守り、自衛隊海外派兵・有事法制に反対する京都共同センターは11月30日夕刻、京都市の四条河原町で宣伝行動を実施しました。安保破棄京都実行委員会、京都平和委員会、京都自治労連、京教組、自由法曹団京都支部、日本共産党京都府委員会の各代表が通行人にチラシを配布し、訴えました。
宣伝では、28日投開票の沖縄知事選挙の結果や年末までに予定されている、「防衛計画大綱」の危険性などを話しました。沖縄知事選挙は伊波洋一知事誕生にはなりませんでしたが、選挙戦を通して、現職候補が普天間基地の「県外移設」を言い出し、県民の支持を得る結果となったのは、米メディアが「現職知事の再選は、名護市辺野古に移設するとした日米合意の妨げになる」と報じているように、「沖縄に新たな基地はいらない」という県民の願いが大きく示されたものとして受け止め、これからも、沖縄と心ひとつに京都から基地撤去の声を高めていこうと訴えました。
また、米韓合同軍事演習や日米統合演習の最中に、米艦が舞鶴港に入港している危険な実態を伝え、非核三原則の放棄や武器輸出禁止条項の緩和、集団的自衛権の行使など平和憲法を蹂躙する「新防衛計画大綱」の危険性などを告発しました。(田中)