京都市左京区の半鐘山の保全活動を行ってきた「半鐘山と北白川を守る会」が23日、公害防止や環境保全の活動に取り組む団体、個人に贈られる「みなまた京都賞」を受賞しました。同日、中京区の京都弁護士会館で表彰式が行われました。
「守る会」は、2001年に世界遺産・銀閣寺に隣接する里山・半鐘山の開発行為を中止させようと、周辺住民らが結成し、訴訟やシンポジウムなどの活動を通じて保全を訴えてきました。
同賞は、水俣病京都訴訟弁護団が訴訟和解後の97年に「みなまた賞京都公害基金」をつくり創設したもので、今年で9回目です。