小原明大候補「ひとりもみすてない長岡京に」 9日、市長選告示
9日告示の長岡京市長選挙(16日投票)に立候補する日本共産党の小原明大候補の事務所開きが8日行われ、党員や支持者ら220人が必勝を誓い合いました。
日本共産党の井上哲士参院議員は小原候補の「ひとりもみすてない」という政治姿勢は今の政治に一番求められることだと指摘。自民党から政権交代した民主党政権がしていることは、12月31日に国も関与する債権機構が日本航空の165人もの整理解雇を強行であり、元旦に菅首相が消費税増税を決意表明するなど大企業に要望に応えるために国民に犠牲を強いる政治だと厳しく批判。「こうした国の政治のもとで、あいも変わらない自民・民主相乗りの相手候補に厳しい審判を下そうではありませんか。ひとりも見捨てない、これは地方自治本来の姿。大義は小原候補、そして私たちにあります。市議補選ともども、必ず勝ちぬき長岡京市から新しい政治を発信しましょう」と訴えました。
「オッハー、がんばれ」と声援が飛び交う中、マイクを握った小原候補は、現市政のもとで国保滞納が2119世帯、保育所の待機児童が107人、3年間で商店が61も減少したことをあげ、「市民が困っている時こそ支えるのが役所の仕事です。申請しないと受けられない減免制度などを徹底して知らせ、最後の一人まで見捨てない長岡京を一緒に作りたい」と述べました。そして市の負担が100億円という阪急長岡天神駅周辺整備構想について、20年後の長岡京市の人口で75歳以上が今の2倍となるとの予測もあげ「私が市長になったら駅前に送迎広場を設けるとか、段差解消など一方通行の押し付けではなく市民合意を大切にする。また地元業者の仕事おこしなど市政の活性化に力を尽くしたい」と力を込めました。
同日投票でたたかわれる市議補選に立候補する、ほんだ三郎候補も決意を表明。同党の長岡京市後援会の小倉忠男会長が30代の若い市長の実現を呼びかけました。
日本共産党の穀田恵二衆院議員がメッセージを寄せ、同党の石村かず子3区代表が紹介されました。
小原明大事務所 長岡京市友岡1丁目20-8 TEL075・958・6035。