いっせい地方選勝利で要求実現へ 年金者組合京都
全日本年金者組合京都府本部は19日、京都市左京区の教育文化センターで旗開きを行い、約80人の組合員が参加しました。一昨年に京都は高齢者人口の1%の仲間づくりを達成し、昨年12月末には4800人を超えました。さらに6月の定期大会までに5100人を目指しての旗開きです。
今井康雄府本部委員長が開会挨拶で「菅民主党改造内閣といっても、中身は何ら変わらないどころか、年金切り下げ、後期高齢者医療制度改悪、消費税増税、TPP推進派の人物ばかりで国民の暮らしといのちの破壊内閣で、自民党化どころではありません」と厳しく批判し「私たちの大きな運動と春の地方選に勝利して要求実現するため、お互い力を合わせて頑張りましょう」と決意を述べ拍手で確認しあいました。
来賓の京都総評の岩橋祐治議長は春闘にふれ、大企業の莫大な内部留保をいっそうため込む一方で労働者へは賃下げなどを強行し、多くの争議が起こっているが、昨年末で20件ぐらいすべて連続勝利しており、闘えば私たちが勝利すると激励の挨拶。高運連や社保協などの来賓からも挨拶があり、日本共産党府委員会を代表して左京区の梅木のりひで府議が「不当な定数削減で厳しいが自・公・民など複雑な動きもあり、みなさんとともに全力で奮闘すれば西京区の成宮真理子さんを含めて府会も市会も大きく前進できる」と元気いっぱいの訴えに、「そうや!」「がんばろ」の声援や大きな拍手が起こりました。
開会挨拶に先立つオープニングでは竹村夫妻によるフルートとピアノのすばらしい演奏をに静かに聴き入り堪能しました。また、昨年秋の仲間づくりで大きく躍進した綴喜支部や3人以上仲間を増やした21人への顕彰もあり、終始明るい雰囲気の中、仲間づくりと一斉地方選勝利への決意がみなぎっていました。(仲野良典)