年金者組合伏見料理教室 年金者組合伏見支部恒例の料理教室が7日、伏見区の京都市「京エコセンター」で開催され29人(女性19人・男性10人)が笑顔いっぱいで調理しました。毎回、味覚も栄養も抜群で簡単。しかも安い旬の食材を使っての献立で、指導は民医連中央病院の元厨房長の人見満さんです。羽山太二雄支部長代理が「今日は楽しく、美味しい料理をつくってください」と挨拶しました。
 今回の献立は「てまり寿司」、「畑菜の辛し和え」、「吸い物」、デザートに「白玉イチゴ大福」の4品。まず29人分の食材を分けて、指導者が手順やポイントなど丁寧に説明。畑菜の辛し和えでは『京都民報』の連載「やさい菜々 21(畑菜)」を広げて紹介。伏見稲荷と畑菜のかかわり、栄養たっぷりの畑菜について記事から拾い読みし、辛子和えの作り方まで解説。さっそく調理にうつりました。
 厨房室はワイワイガヤガヤと賑やかです。ご飯が炊けて銀舎利づくり、畑菜はゆがく時間で鮮明な緑色と歯ごたえが決まるとみなさん真剣。ようやく完成して、全員で行儀よく「いただきます!」としばし静かに。
 「ちょっと間違ったけど美味しい」、「花形人参を作るのに先に輪切りにしちゃって、一枚一枚花形に切った」とか「ホントに楽しい調理会で、初めて寄せて貰ったけど来てよかった」、「辛子をもう少し利かせればよかった」、「卵焼きなどいつもは適当だけど、今日は真剣に焼きました」、「アンコがいっぱいはみ出て全部食べちゃった。ごめんなさい」など、笑いいっぱいの自己紹介や感想でした。
 伏見支部は昨年末の仲間づくりで本部旗開きで表彰された支部です。支部の取り組みは幅広く、1月下旬には奈良の若草焼きを見学。定例での小物づくりサークルや折り紙教室、カラオケサークル、将棋、楽々体操などたくさんの定例のサークル活動を行っています。2月は料理教室の他、社会保障関係の学習会や毎月25日の大型スーパー前での最低保障年金や後期高齢者医療制度即廃、介護保険の抜本的改善の宣伝と請願署名活動など、活発な取り組みを展開中です。(仲野良典)