溶融炉本格稼動中止申し入れ 京都市が、市の焼却灰溶融炉(伏見区醍醐)の炉内の耐火れんがに亀裂が発見されたと報告(8日)したことをめぐって、醍醐の自然を守る会と山科社会保障推進協議会の2団体は18日、市に溶融炉の本格稼動中止を求める申し入れをしました。
 両団体のメンバー6人とともに、西野さち子、北山ただお、宮田えりこの3市議と本庄たかお前府議が同席しました。
 同施設では昨年4月、試運転中に、高濃度のダイオキシン類が発生する事故が起こったばかり。現在、プラント業者が施設の運転を停止し、改修、点検・補修作業を行っている最中。亀裂は、その際に発見されたものです。
 「申し入れ」では、「ダイオキシン類検出事故に続き、炉内の亀裂が起こるなど、何がおこるかわからない不良施設」と指摘し、「これ以上の不安を市民に与えることは許されない。本稼働中止と経過を市民に広く情報公開すべき」と求めています。