京都民医連が宮城県塩釜市で医療支援活動 東日本大震災
京都民医連と滋賀民医連は12日、東日本大震災への緊急支援として、医師や看護師らを現地派遣する支援隊を結成し、被災者支援活動を開始しています。
第一次支援隊は医師2人、看護師2人、事務員1人の5人を派遣し、13日午後5時に宮城県塩釜市の坂総合病院に到着。医療活動などを行っています。
14日に医療活動に取り組んだ京都民医連中央病院の看護師は、「市内の大学の礼拝堂に、津波で家に帰れなくなった方が夜間は500人、日中は200人ほどおられる状態です。午前中医療相談を行ったが、1時間で16人ほどの相談がありました。重症の方はすでに収容され、主に風邪や持病の薬がなくなるなどの相談でした。津波警報がまだ町中に響いている状態ですが、もっとひどい所もあるそうです」と語っています。
京都民医連では、今後も医師・看護師などの派遣や、医薬品・義援金・物資の支援などを予定しています。