被災地支援強化を国に要請 民医連近畿地協
東日本大震災への支援活動に取り組む全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)近畿地方協議会(代表・松本久耳原総合病院院長)は20日、東日本大震災の被災者支援対策の強化を求めて菅直人首相に対し、緊急の要請をしました。
要請は、▽避難所への医療支援の継続、壊滅的打撃を受けた医療機関への支援を強化すること▽避難所に必要な人員を配置するとともに、燃料、水・食料、臨時電話などの確保と正確な情報提供を行うこと。ガソリン・灯油など燃料の全国的な確保に万全を期すること▽原子力安全委員会に必要な権限を与え、情況の正確な把握と安全対策を強化すること▽政府の責任で「放射能110番」など国民の相談に応じる体制を講じること―など11点を求めています。