京都、関西からの支援を 仙台出身の大学生
宮城県仙台市出身の女子学生(24)が京都民医連の救援募金宣伝に参加し、支援を訴えています。女子学生から話を聞きました。
家族は無事でしたが、まだ安否の分からない友人もいます。現地では物資が届かず、食料を手に入れるのもままならない状況です。京都、関西のみなさんのご協力が必要です。ご支援をお願いします。
11日の午後は実習先で研修を受けていたところでしたが、宮城県で震度7の地震があったと聞き、職場の人の了解を得てテレビに釘付けになりました。
地震直後、実家に連絡すると家族は無事で、いったんほっとしました。
その後、津波警報が出て、テレビで津波の生々しい様子が映し出されました。仙台空港や気仙沼など、馴染みのある地域で船、家、車など町中すべてがどんどん飲み込まれる様子を見て、怖くて涙が止まりませんでした。
家族に連絡しましたが、つながらず、翌日昼になってからやっと無事であることが確認できました。でもいまだに見つかっていない同級生などもいて、メールやネットなどでみんなが連絡し合っている状況です。
とにかく避難所でも物資がない状況で困っておられるそうです。家族の家は無事でしたが、食料品がなく、数日間白いご飯だけで過ごすなどしていたそうです。
今は、本当に京都など関西地域の方のご支援が必要です。民医連の方といっしょに行動したり、学内で募金を集めるなどしています。ふるさとの復興のためにも募金などのご協力をお願いしています。私も京都でできることをしていきたいと思っています。