被災障害者の支援拠点開設 きょうされんボランティア報告2
きょうされん京都支部からボランティア派遣され、福島県郡山市内で障害者の安否確認や生活支援に取り組んでいる、粟野賢さん(27)=長岡京市・障害者福祉サービス事業所あらぐさ=の現地報告を紹介します。
今日(6日)は「JDF(日本障害フォーラム)被災地障がい者支援センターふくしま」の開設式が行われました。式には、JDF代表の小川栄一さんや、内閣府障がい者制度改革推進会議室室長の東俊裕さんなど約60人が参加しました。
支援センターふくしまの代表、白石清春さんが「こんなときこそみんなで手をつなぎ、頑張りましょう」とあいさつ。また、福島原発の事故の影響で、市内に20キロ圏内、30キロ圏内の強制避難、自主避難の地域と30キロ以上の地域がある複雑な問題を抱える南相馬市から、障害者の現状報告がありました。
今後は、開設したセンターを拠点に、長期にわたって被災した障害者の支援が行われる予定です。