資本主義体制打ちやぶる運動を 左京革新懇が総会
左京革新懇は21日、京都市左京区の左京民商会館で、第21回総会を開き、22人が参加しました。倉知三夫会長は、「大震災の原発事故は公害だ。憲法の基本的人権に沿って、もうけ本位の資本主義体制を打ち破る運動を」とあいさつしました。
岸本事務局長は、憲法改悪反対、消費税増税反対、医療・社会保障改悪反対、平和運動強化、左京革新懇拡大強化など、革新懇3つの共同目標を掲げての活動計画を報告しました。
討論では、「震災と春闘を取り組んでいる。我々も大変やけど、24台のタクシー全部流された自交総連職場へ車を送るなど支援をやっている」「震災カンパと物品支援、新品の作業着を工面して送っている」「地区労の40周年行事を延期し救援カンパ30万円送った」「復興構想会議が火事場泥棒のように財界のいう道州制、農業大型化、消費税増税の具体化を狙ってるのは許せない」「区役所が移転したが住民にとって使いやすくするための運動を」などの発言が続きました。
総会後、日本科学者会議京都支部の滝本清彦氏が、「福島第一原発事故、何が起こったのか? これからどうなるのか?」と題して講演。プロジェクターを使っての講演はわかりやすく好評でした。(薫)