原発からの撤退を 日本共産党京都府議団(前窪義由紀団長、11人)は10日、京都市下京区のマルイ前で、「原発からの撤退を求める署名」を呼びかける宣伝を行いました。
 前窪府議は、福島第一原発事故で苦しんでいる住民のことや、地震の多い日本で危険な原発に依存しすぎてきた問題などを述べ、「今こそ原発をなくす、ゼロにし、自然エネルギーなど安全なエネルギーに転換する時です。私たちが呼びかけている『原発ゼロ署名』にご協力をお願いいたします」と訴えました。
 同府議団の全議員が宣伝に参加し、「原発ゼロ署名をお願いします」と呼びかけると次々と通行人が応じていきました。署名した5カ月の子どもの母親(21)=伏見区=は、「小さい子どもを育てているので、放射能の影響がないかすごく不安です。福島や関東に住む子育て中の知り合いが、京都に避難してきています。こんな事態を起こす原発はなくしてほしい」と語りました。