「核兵器、原発の廃絶を」 国民平和大行進が京都入り
2011年原水爆禁止国民平和大行進の東京・広島コースが21日、滋賀県から京都府入りし、京都市山科区の山科ラクト公園で引き継ぎ集会を行いました。集会後に同公園を出発し核兵器の廃絶や原発を廃止し自然エネルギーへの転換をなどとアピールしながら行進しました。同コースの平和行進は京都府南部の各自治体を回り、26日に奈良県へと引き継がれます。
約270人の参加者を前に京都原水爆被災者懇談会世話人の花垣ルミさんがあいさつし、「福島原発の事故で新たな被ばく者が生まれてしまった。事故による被ばく者が認定をめぐり裁判になったときは、ともにたたかい支援していこう」と呼びかけました。
井本善久滋賀県原水協事務局長、岩橋祐治京都実行委員会代表、日本共産党の加味根史朗府議らもあいさつし、核兵器の廃絶や脱原発、被災者の支援や住民本意の復興などを訴えました。
また、滋賀県の通し行進者の発言などもありました。