被災者励まそうとフェスティバル 新婦人伏見支部
「東日本大震災 復興を応援しよう」と新婦人伏見支部(菅令子支部長)は26日、同区の呉竹文化センター内の3つの部屋を会場にフェスティバルを開催し135人が参加しました。
開会あいさつで菅部長が、「例年は秋に開催していたフェスティバルを来年は1月の全国大会準備と2月の京都市長選挙にしっかり取り組むため、梅雨ど真ん中の6月開催にしました。未曾有の大震災、津波、原発事故に私たちだけが楽しんで良いか、と思いましたが、家族、友人を失い今も避難所で苦しい生活に耐えながら復興に向け希望を失わずがんばっている被災地のみなさんを、私たちが元気にがんばることで励ませるのではないかと考え開催することにしました」とのべると、参加者から大きな拍手が起こりました。
全体会会場では親子リズム体操、フラダンス、コーラス、朗読、俳句、英会話や着物リフォームなどの小組活動が披露されました。また、15小組による展示も注目されました。手作り小組による着物を使った日よけ手袋、雛人形、花ブローチ、絵画小組の伏見の町をテーマにした見事なデッサン、水彩、オイルパネル、色紙、ビーズ小組のきれいな作品群、書道小組の掛け軸物などの力作、陶器小組の茶碗、お皿、花器、パッチワーク、布ぞうりなどが会場に展示されました。
女性向けの美容講習や健康コーナーも設けられ、明るい雰囲気がただよう盛り上がったフェスティバルになりました。(仲野良典)