不要不急の市民交流プラザ建設を凍結 福知山市議会が決議
福知山市議会(定数26)で28日、JR福知山駅北側に建設予定の「(仮称)市民交流プラザふくちやま」の建設凍結を求める決議を賛成多数で可決しました。日本共産党市議団(塩見卯太郎団長、5人)を含む13人が賛成しました。
同施設は、前市長が48億円の建設費で進めていた大型ハコ物建設事業で、2008年の市長選で「凍結・見直し」と公約を掲げた現市長が建設費を削減し、進めようとしていたもの。同議会では改選前の3月議会に予算案が可決されていました。
日本共産党市議団は、3月にも「暮らしが大変なときで、学校耐震化事業や国保料引き下げなど切実な地域要望の実現にこそ予算を振り向けるべき」と凍結を求めていました。
同日行われた市議会本会議で同党の塩見市議は、「市議選の結果からも凍結を掲げた議員が多数になったという市民の審判のもつ意義は大きく、凍結を強く求める」と賛成討論しました。