東日本大震災避難者住宅 「共産党が議会で取り上げてくれたんですか。ありがたいです」。東日本大震災の避難者が住む京都府・市の公営住宅に無料でエアコンが6日から、取り付けられることになりました。日本共産党の府・市議団が各議会で要望していたもので、避難者から喜びの声があがっています。
 
 避難者が入居する、府営住宅・府職員住宅(118世帯)と市営住宅・民間借り上げ住宅(96世帯)を対象に、必要な家庭に1台ずつレンタルで設置するもの。
 同党の両議員団は、避難者を訪問し要望を聞き取りました。前窪義由紀、山中渡両議員団長が6月議会で取り上げ、「暑さで体調を崩し、エアコンをほしいが、高額でがまんしている」(6月28日、前窪府議)などの声を紹介しました。
 6日設置された、京都市伏見区の府営小栗栖西団地に住む松野孝雄さん(60)一家は、福島第1原発から約8キロの福島県冨岡町から避難してきました。妻のやす子さん(56)は、「京都がこんなに暑いとは…。共産党が要望してくれたと聞いて、感謝です。原発は一基たりとも稼動してほしくないです。この問題で、共産党はずっと反対していて、スジが通っていますね」と話していました。