向日市議選 向日市議選(定数20、4減)が10日告示され、23人が立候補。17日の投票に向け激しい選挙選となっています。日本共産党は松山幸次(70)、山田ちえ子(63)、和田ひろしげ(66)、たんの直次(61)、北林しげお(60)、ときわゆかり(49)の現職6氏が立候補。「6人全員勝利にむけ、過去最高の得票でおしあげてください」と訴え、全力をあげています。
 この日の午後1時、同市イオン前で6候補がそろって街頭演説。同党の井上哲士参院議員が応援に駆けつけ、「市民の命と暮らしを守る議会へ、なんとしても6人全員勝利を」と訴えました。
 井上氏は、久嶋市長が議会で「原発からの撤退は困難」と答弁するなど、国民の世論に応えていないと批判。「放射能を閉じ込める技術のない原発は社会に許容できないもので、撤退して自然エネルギーに転換すべき。民主党や歴代の政権は原発で利益を得る企業から献金を受け、癒着してきた。企業献金を受け取らない日本共産党をのばしてこそ、向日市から原発撤退に国を動かせる」と訴えました。
 また、水道料金の値下げ条例を提案し実現したことやJR向日町駅のバリアフリー化など、同党市議団の実績を紹介。「議会の3分の1を占める力で住民の要求を聞き、一緒に運動して実現してきた。市民の願いを実現するため、なんとしても6人全員勝利を」と訴えました。