震災復興・原発廃止へ大運動を 京都人権連7回定期大会
京都地域人権運動連合会はこのほど、第7回定期大会を開催しました。
東日本大震災の支援活動について、6月末時点で15万円を超える募金と段ボール箱70個を超える支援物資が寄せられ、各支部でも同様の取り組みが展開されるなど、大きな善意の輪が広がっていることが報告されました。
また、コミセンが廃止されたことにより閉鎖されていた図書館を地域内外の保護者の運動で週に2回の暫定開館を実現した錦林支部、ワンルーム建設計画に対し工事中の安全対策や環境対策の実施を約束させた田中支部など、子どもの教育や地域の住環境を守る具体的な取り組みが広がっていることが紹介されました。
大会では来年6月に水平社創立90周年記念集会として地域人権問題全国研究集会を京都で開催することを決定したことが報告されました。集会成功にとどまらず、組織の発展・強化につなげていこうと決意を固め合いました。(藤谷)