2011ピースナインコンサート 憲法の精神で原発なくそう
シンガーソングライターの高石ともや、笠木透両氏らが出演して、憲法9条を守ろうと「2011京都ピースナインコンサート」(同実行委員会、京都連根の会主催)が30日、京都市左京区で開かれました。東日本大震災・原発事故の被災者支援も呼びかけられました。
390人が参加。被災地の避難所で歌ったことを紹介した高石氏は、津波の悲惨さを歌詞にした「海に向かって」が被災者に共感され、一緒に歌ったとのべ、同曲を歌唱。「一緒に被災者を励ましていこう」と述べました。
笠木氏は「自然と共生できない原発はいらない。原子力エネルギーに頼らず生きていこう」と訴え、雑花塾と原発反対を30年貫く山口県祝島の島民を歌った「豊かな蒼い海」、憲法の精神で原発をなくすために全103条の憲法に「104条目をつけ加えよう」という「日本国憲法第104条」などを披露しました。
またシンガーソングライター野田淳子さんが飛び入り参加し、エスペラント語の歌などを歌いました。