原発NO!京都府民大集会 福島第一原発事故から約半年の9月10日に、京都から原発撤退の世論を政府と電力会社に示そう―府内の知識人4氏が1日、「9・10原発NO!京都府民大集会」の実施を呼びかけました。同日午後2時から京都市東山区の円山音楽堂で行う予定です。
 呼びかけたのは深尾正之(元静岡大学教授)、望田幸男(同志社大学名誉教授)、安斎育郎(安斎科学・平和事務所所長)、加藤利三(京都大学名誉教授)の4氏。「原発ノー」の一致点で賛同を呼びかけ、3000人以上の参加を目指すとしています。
 深尾、望田の両氏が記者会見し、深尾氏は、「事故で原発は、人類が制御できないものだと明らかになった。原発からの撤退を政府に決断させるべく、声を上げていこう」と訴えました。
 望田氏は、「労働組合や平和団体などの枠組みにとらわれず、広く市民団体・個人に賛同、参加を呼びかけたい」と述べました。