中村和雄 来年2月の京都市長選へ出馬を表明した弁護士の中村和雄さんのスタート宣伝が6日、京都市内の9行政区で行われました。
 中京区の四条大宮交差点では、中村さんとともに全京都建築労働組合中京支部の役員がマイクを握り、「住宅リフォーム助成制度をぜひ京都市で創ってほしい。すでに382の自治体で実施されている。住民にも喜ばれ、業者も潤う制度。中村さんと一緒に市政を代え、実現させていきたい」と訴えました。
 中村さんは、「格差と貧困は広がっているにもかかわらず、市長は市民生活を守る役割を果たしていない」と市政を批判。新しい市政の目標について、「循環、ボトム・アップ(底上げ)、参加」の3つをあげ、「公共事業を通じて、中小業者支援・労賃の引き上げを図る、公契約条例をぜひ制定したい。暮らしと営業を底上げし、経済を循環させていく」と強調しました。
 また、市民参加促進のため「区民協議会を作りたい」と述べるとともに、福島第1原発事故をふまえ「脱原発を明確に打ち出し、京都を自然エネルギー先端の都市にしたい。京都から政治の流れを変えよう」と呼びかけました。
 中村さんは引き続き7日も宣伝を行います。