雲ケ畑線存続要請 京都府勤労者山岳連盟(土田伸隆会長、900人)は25日、京都市長と京都バス株式会社に対して、同社が左京、北両区内で運行する雲ケ畑線が来年4月に廃止する動きがあることについて、同路線の存続を求める要請書を提出しました。
 要請書は、京都バスに対して、廃止でハイカーは上賀茂や周山街道へ2時間あまりの歩行を余儀なくされ、ハイカーの事故発生にもつながる危険が大きいことを指摘。また、地域住民の生活へも大きな支障を生じるとし、「同路線は登山・ハイキング愛好家の大切なフィールドである北山への公共交通機関であり、消滅は極めて遺憾。存続を」としています。
 京都市長へは、京都バス雲ケ畑路線廃止の動きに対し、市として存続に向けての援助・対策を講じることを要望しています。