成人の日の9日、民主青年同盟京都府委員会は京都市、亀岡市、長岡京市、向日市の府内4カ所で成人式宣伝に取り組みました。宣伝にはのべ60人が参加し、憲法9条改正への賛否を問うシール投票や政治に期待することなどをたずねるアンケートを使い対話しました。
 京都市のみやこメッセ前でアンケートに応えた福地香苗(20)さん=アルバイト=は、「消費税やタバコの増税には反対。税金を無駄使いしておいて、庶民に増税は腹が立つ、国会議員は給料もらいすぎ。日本は貧富の格差が激しいので将来心配」と政治へ不満を話しています。
 また、南区から参加した解体業の久保田優一さんは「アスベスト問題は規制がきびしくなって業者は負担が大変。国には補助などの対策をやってほしい」と話します。
 
 京都府の発表によると、1977年4月2日から1978年4月1日までの間に生まれた平成18年の京都府内新成人総数は29811人で、昨年と比べると1354人減り、1990年代のピークである平成6年(1994年)の50,886人に比べると、21075人減っています。