京都府職員退職者会(700人、川上博司会長)はこのほど、戦後60年を記念した文集「孫たち・曾孫たちへの伝言」(B5判、128㌻)を作りました。
文集は、憲法9条を中心とする改憲が進む中で、戦争体験者として次世代に教訓として自らの体験や平和の活動などを伝えようと取り組まれたもので、56人が執筆しています。蜷川民主府政時代の憲法と地方自治の実現にむけた運動や弾圧とのたたかいなどの経験も綴られています。川上氏は「昨年1年かけて準備してきた。文集が2度と戦争を繰り返させないための一助となればと思います」と話しています。