近畿原爆訴訟支援訴え 春の判決前に原告ら
原爆訴訟支援近畿連絡会は29日、左京区の平安神宮前で近畿原爆訴訟を支援する宣伝をおこない、原告、被爆者、弁護士、関西各府県の支援者ら40人が参加。市民、観光客に公正な判決を求める署名(大阪地裁宛)などへの協力を訴えました。 近畿の訴訟は、全国のトップをきってこの春に判決が出されます。この日の宣伝行動には原告の小高美代子さん(京都)、木村民子さん(大阪)、佐伯俊昭さん(大阪)も参加し、自らの被爆体験を語りながら支援を訴えました。近畿弁護団の尾藤廣喜弁護士、日本原水協の高草木博事務局長も駆けつけ、裁判勝利への協力を呼びかけました。
道行く人たちは、「何事か?」と多くの支援者や横断幕、パネルにビックリしていましたが、支援者らの説明に快く署名に応じていました。短時間の行動でしたが、海外の観光客も含め102人から署名が集まりました。(小杉功)