生保老齢加算削減は違憲 生存権裁判口頭弁論
京都市山科区の松島松太郎さんと同北区の三島義温さんが「生活保護の老齢加算の削減は憲法25条違反」として老齢加算削減の取り消しを京都市に求めている、いわゆる生存権裁判の第4回口頭弁論が14日午前11時、京都地方裁判所で開かれました。
佐野就平弁護士が、23ページに及ぶ準備書面を20分以上かけて弁論。生活保護は憲法25条から見ていかに重要な施策であるか、また高齢者に対する取り組みがいかにないがしされているかなど熱のこもった意見表明でした。
終了後、弁護士会館で報告集会が開催され、引き続いて勝利に向けて奮闘する決意を固め合いました。
松島松太郎さんは、「ご支援に感謝しています。私も力いっぱいがんばりますので、応援をよろしくお願いします」と、元気いっぱいのあいさつでした。(北山忠生)