府民のつどい(2) 居住環境尊重する府政に 京建労・吉岡徹副委員長
京都府政を経済効率一辺倒から、人間の居住環境を尊重する立場に方向転換したい。この願いの実現には、耐震改修助成制度を利用しやすくすることや住宅改修助成制度の創設が不可欠です。網野町や京田辺市など全国57の自治体で実施され、約20倍という抜群の経済効果があります。中小業者の仕事おこしだけでなく、建設関連以外にも波及効果あります。
アスベスト被害拡大防止では、国はマスコミ報道を受けて重い腰をあげて、含有製品の08年からの全面禁止を決めました。輸入アスベストの90%が建材となり、建設労働者が危険にさらされてきました。アスベスト使用禁止に一貫して取り組んできたのが京建労です。府には、府施設での使用実態の調査を求めるとともに、完全撤去や健康診断などをさらに要求していきたいです。仲間から仕事を奪い、暮らし破壊の現府政に今度こそ終止符を打ち、民主府政を実現したい。「衣笠の花を咲かせて春らんまん」。みなさん頑張りましょう。