第46回はたらく女性の京都集会が2月26日、中京区の登録会館で行われ、「あつまれば元気」「かたりあえば勇気」が出る集いとなりました。
 講演は、「女性弁護士からのメッセージ~あなたらしい生き方をしていますか」と題して平山知子弁護士が、会場を笑いの渦に巻き込みながら、やさしい語り口で話しました。
 平山さんは、憲法に守られてきたからこそ弁護士と家庭生活を続けてこられたことを確信するとともに、今、実際の事例から失業率と離婚の相関があることなどを紹介し、憲法や教育基本法改悪の動きは、人間らしい暮らしを破壊していると指摘。いまこそ正念場のたたかいを繰り広げていこうとのべました。
 交流の広場では、舞鶴市民病院つぶしとたたかう労働組合の取り組み、若い木工職人が一方的に解雇通知をされ、一人で組合に入って団交をおこなったなどの発言がありました。はたらく女性の権利と尊厳を守るためには、労働組合と女性を支える行政としての府の姿勢が絶対必要であること、そのためには、衣笠知事誕生への願いが会場に広がりました。(沢 月子)