銘菓「衣笠」と同じ名前の衣笠洋子知事候補者にがんばってほしい―老舗の和菓子店主が応援しています。
この店主は「亀屋重久」7代目の青木久明さん(52)=右京区一条通妙心寺北門前=。「衣笠」は落雁製で柔らかく中はこし餡。5代目が、宇多法王(867~932)が真夏に松の生い茂った笠形の山に白妙(白絹)をかけて冬景色の風情を楽しんだという故事にちなんで考案したものです。
青木さんは「菓子と同じ名前の衣笠さんにぜひ、勝っていただきたいと思っています。上からの天下りでなく、われわれ庶民の中から立ってくれた候補者に期待したい」と話しています。