具体的施策に言及せず 山田啓二候補第一声
京都府知事選挙告示の23日、山田啓二候補は京都市下京区の同候補事務所前で約200人の聴衆を前に第一声を行いました。
山田候補は冒頭、「乳幼児医療費の助成の充実、京都式少人数教育を進め『学びと育みの京都』を実現する」と強調しましたが、具体的な施策に言及しませんでした。同候補が20日発表したマニフェストに沿って▽健やか長寿の京都▽活力の京都▽環境・文化創造の京都▽安心・安全の京都―などを実施していくと、訴えました。
同候補を推せんする自民・民主・公明などの「オール与党」を代表して自民党の伊吹文明衆院議員は、圧勝論が横行している陣営を「各党の衆参選挙の得票がすべて山田候補に入る保証はない。各党の義務を果たすべき」と引き締めました。