住民投票条例「必要ない」 河井木津町長
相楽郡の木津、加茂、山城3町が合併協議を進めている問題で、木津町の河井規子町長が22日、合併についての意思を問う住民投票条例案を同町議会に「条例を制定するまでの必要はない」との意見書を付けて提案しました。条例案は、「みんなで住民投票を実現する会」が16日に有権者約3分の1の署名を添えて直接請求したことを受け、町長が地方自治法に基づいて提案したもの。
「同会」は「『多数の思いを真しに受け止め熟慮し判断する』と言ってきたのと反するもので許せません」(会ニュース)と批判。「最後まで全力を尽くす」として、25日午後2時から中央公民館で開く「住民投票実現の集い」への参加とともに、町議会での、請求代表人の意見陳述(24日午前9時半)、特別委員会審議(30日午前9時半)、本会議討論など(30日午後1時半)の傍聴を呼びかけています。
問い合わせはTEL0774・72・9890(同会)。