住民投票条例案を否決 木津町議会
30日の木津町議会3月定例会最終本会議で、木津、加茂、山城3町合併についての意思を問う住民投票の「条例制定議案」が賛成少数で否決されました。
同議案は、住民が有権者の約3分の1にあたる署名を添えて直接請求したことを受け、河井規子町長が同議会に提案していたもの。日本共産党3、無所属会派KAI3の6人が賛成し、伸政会(民主系)5、新政21(自民系)4、公明党2、無会派1の12人が反対しました。
住民投票条例の制定を求めてきた「みんなで住民投票を実現する会」は、「(約1万人)の署名に託された住民投票実現を願う思いを踏みにじるもの。条例制定は必要なしとした町長と条例案を否決した議員らに対し強く抗議する。条例案は否決されたが、引き続き3町合併に民意が反映されるように全力を挙げる」などとする見解を発表しました。