立命館、松竹と事業提携 映像学部新設へ
学校法人立命館(京都市北区)は16日、07年度開設予定の映像学部で映像産業の人材育成と映像文化の研究・開発を進めていこうと、松竹(東京中央区)と松竹京都映画(京都市右京区)との事業連携協定を松竹本社で締結しました。
両者で、山田洋次監督による講座など教育プログラムの検討、学生の実習を撮影所などで行うための環境整備に関する検討などを進めていくもの。大学側は実習施設や撮影所などの建設にあたり松竹側に資金も含めて協力する予定です。
大学側は、新学部について「京都・太秦に残る映画の伝統を遺伝子として受け継ぎ、新産業を生み出す拠点の役割を果たす」としています。