国の痛み押し付けに反撃しよう 京建労定期大会
全京都建築労働組合(京建労)は20日、宮津市内で第54回定期大会を開きました。 田辺正男委員長はあいさつで、「政府による社会保障をはじめとする多くの暮らしや営業を痛みつける攻撃に立ち向かえる強大な京建労をつくる、大きな団結をかちとろう」と訴えました。
今年度の運動方針案では小泉「構造改革」路線を▽安全をないがしろにした▽経済のモラルさえ失わせてしまった▽大きな暮らしの格差をつくり出した、と厳しく批判し、▽小泉改革の加速に反対する共同の取り組みを大きく広げる▽仕事の総量を拡大するため、粘り強く実現にむけて努力する▽建築国保を守り抜くことと社会保障改悪や消費税増税を阻止するために全力をあげる、ことを決めました。
来賓として日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補は、住宅改修助成制度が実現し、実施期限を迎え、制度の継続をかちとった福知山市を例に示し、「京建労のみなさんが先頭に立って実現させた意義は大きい」と話し、「建築労働者の仕事、暮らし、社会保障の要求を国政で実現できるよう、全力でがんばります」と決意表明し、支援を訴えました。