京大施設の25%が耐震補強必要 独自調査で判明
京都大学は26日、学内施設の耐震診断結果について発表。耐震改修が必要な建物が面積比で25%(約29・5万平方㍍)に上ることが分かりました。同大学では、耐震診断未実施の建物(面積比12%)の診断を06年度中に完了するとともに、15年度を目標に、地震で倒壊する危険性の高い施設の耐震補強や建て替えを進めていく計画を明らかにしました。
河田惠昭・京大防災研究所長らでつくる検討会がまとめたもの。吉田キャンパス(京都市左京区)では、京大病院の南病棟や南西病棟、学生部棟、理学部1号棟など、宇治キャンパス(宇治市)では研究所本館や原子核工学実験室などが耐震補強が必要と診断されました。