高校生春討に300人 討論・交流
第54次平和憲法記念「京都高校生の集い」春季討論集会が18日、京都教育大学(京都市伏見区)で開かれ、高校生300人が参加しました。
フリージャーナリストの西谷文和氏が「マスコミが伝えないイラクの現実」と題して講演。西谷氏は、劣化ウランで体内被爆したイラクの子どもたちやファルージャで民家を襲撃する米兵の様子を映像を使って紹介しながら、本当の意味での国際貢献について考えること、マスコミの報道にだまされることなく社会に関心を持つことを訴えました。
また、韓国から高校生3人が参加し、韓国の高校生の日常や大学入試制度などについて報告しました。
須知高校の女子学生(1年生)は、イラクの実態報告について、「戦争のむごたらしさを感じた。自分にできる戦争犠牲者の支援を考えたい」と話していました。
参加者は、国内外の政治問題や韓国の高校生との交流など11の分科会で討論、交流しました。7組のバンドのライブ演奏を楽しみました。