ヘレンケラーを知っていますか 16から18日、同志社大
目も見えず、耳も聞こえない、という障害を持った老女と生きる意味を見失った少年の心のふれあいを描いた映画「ヘレンケラーを知っていますか」が16日から18日まで、京都市上京区の同志社大学寒梅館で上映されます。
山口県に実在する人物をモチーフに山口県映画センターが企画・製作。主役・盲聾(もうろう)の老女は、立命館大学出身の小林綾子さんが扮(ふん)し、15歳から78歳まで1人で演じます。監督は、社会派の中山節夫氏。
少年が、自立して生活している老女の生き様に触れ、壮絶な過去を知るなかで生きる勇気を取り戻していくストーリー。主人公が口づさむ金子みすゞの詩の一節「みんなちがってみんないい」(「私と小鳥と鈴と」)が作品を貫くテーマとなっています。
16日には、2回の上映後、中山監督と小林さんのトークショーがあります。
1500円(前売1300円)、シニア・大学生(同志社以外)・障害者1000円(同900円)。16日=①10時半②15時、17日=①10時半②13時③15時半④18時、18日=①②③は17日同様、④18時半。
連絡先はシネマ・ワークTEL075・255・5212。