第32回陶器まつり(清水焼団地協同組合主催)が7月18日から20日まで、山科区の清水焼団地で行われ、たくさんの客でにぎわいました。(写真)。 
 同団地は五条坂や清水付近の窯元など陶器業者が住宅や道路建設で44年前に集団移転してつくられました。業界の発展と地元とのふれあいなど深めようと毎年開催されています。窯元業者を中心に100店舗ほどが出店し、伝統的な製法や現代創作風陶芸品50万点の多種多彩の清水焼や京焼が店頭を賑わしています。 平日の30~50%の破格の値段で、朝からの雨にもかかわらず大勢の人が訪れ品定めをして購入しています。
 福引き、陶芸(ひねり)教室、お茶席や地元京都橘大学との共同企画の納涼コンサートなどのイベントや子ども向けに粘土で造形遊びができるコーナも設けられ、多くの家族づれが楽しんでいました。(仲野良典)