教育基本法改悪案を廃案に追い込むと同時に、教育要求の実現にむけた運動を広げようと3日、中京区の京都アスニーで「教育基本法改悪反対 守って生かそう!9・3教育集会 3000万教育署名スタート集会」が開かれ、父母や青年、教師ら150人が参加しました。 主催は「子どもと教育・文化を守る京都府民会議」。
 代表してあいさつした京教組の藤本雅英委員長は、秋の臨時国会で継続審議される教育基本法改悪案の成立を絶対許さない歴史的たたかいを進め、子どもと教育をまもる運動の力にしようと述べました。
 続いて東京大学の勝野正章助教授が「教育基本法改悪で学校はどうなるか 教育の構造改革と教育基本法改悪のねらい」と題して講演しました。勝野氏は、政府の改悪案が権利としての教育を商品化する内容で、教師と子どもや親との関係を断ち切ることになると批判。改悪を許さない力は子ども、保護者らと教師の対話による信頼関係を作り直すことだと語りました。
 交流では、教育基本法改悪反対の各地の取り組みを報告し、集会アピールを確認。教育基本法たたかいと教育署名運動の行動提起が」行われました。