障害者施設、自立支援法で10%も減収
障害者自立支援法の影響で、府内の障害者施設が昨年比10%の減収となっていることが府の調査で分かりました。
府内の入所・通所施設計45カ所を対象に、今年4―6月分の施設収入を昨年同時期と比較したもの。府が同法の影響調査を行うのは初めて。
施設収入は、入所系では昨年比91・1%(利用率91・2%)、通所系では同85・8%(同86・1%)で合わせて、同89・9%(同89・8%)となっています。同法施行により、施設報酬が従来の月額制が日額制となり、負担増から利用者の退所が相次いだことが原因と考えられます。