「子どもの医療費助成拡充を」 福祉医療制度検討会が提言
京都府が実施する子どもの医療費助成制度について、対象年齢の引き上げなど制度拡充を府の検討会がこのほど提言しました。
同制度のあり方について議論してきた、福祉医療制度検討会が報告書(中間案)に盛り込んだもの。16日から府民意見の募集(パブリックコメント)を行い、来年度の施策に生かす方針です。
中間案では、多くの市町村で府制度を上回る水準で事業実施される中、「医療面から子育てに係る経済的負担をさらに軽減していく必要がある」として、対象年齢の引き上げなど制度拡充の早期実施を求めています。
現行の府制度は、入院は就学前まで無料(月200円の自己負担)ですが、3歳以上の通院は月8000円超分の償還払いです。