ジャズピアニスト深澤芳美、京都で初ライブ
銀座を中心に演奏しているジャズピアニスト深澤芳美さん率いるジャズ・カルテット「キャロライナ・シャウト」の京都初ライブが21日、京都市下京区の「セカンドハウス」内のライブハウスで開かれました。
深澤さんは、日本のジャズクラリネット奏者の草分け的存在・故レイモンド・コンデ氏のバンドメンバーとして93年から97年まで活躍。その後、国内外で演奏しています。
「キャロライナ・シャウト」は、ピアノにクラリネットとソプラノサックス=カーブド=(白石幸司)、ベース(田野重松)、ギター(佐久間和)という編成で、「ハニー・サックル・ローズ」をはじめ、ミュージカルの名曲やボサノバなどを披露。安定したベースに支えられ、可憐(かれん)な音色のピアノ、ベニー・グットマンを思わせるツヤのある音色のクラリネット、超絶技巧も織り交ぜて熱を帯びるギターなど、個性あふれる演奏で観客を魅了し、各曲のクライマックスでは会場から指笛や、掛け声が飛んでいました。