「地域の共同闘争を発展させ労働者の生活と権利を守ろう!」のスローガンを掲げ27日、伏見呉竹ホールで伏見地区労の2007年度定期大会が開催されました。特別決議「日本の進路を左右する国民投票法案と教育基本法改悪法案の拙速審議阻止! 廃案に!」が提案され大きな拍手で採択されました。  
 来賓の京都総評の河合事務局長は「市内地区労の中でも多彩な活動を展開されている伏見地区労に敬意を表します。教基法改悪や労働法制改悪を巡る動きは熾烈でありどうしても阻止しなければ」と訴えました。
 06年度の活動報告と07年活動方針が飯田事務局長から提案され、非正規雇用の増大や働くものの権利が脅かされてる中で伏見ふれあいユニオンが17人で結成されてから僅かの期間で93人の加盟があったこと、健康管理センターでの闘いの前進、労働相談も270件の相談、伏見平和まつりに3000人参加の大盛況だったこと、不当な解雇強要で裁判闘争での勝利、大学生向けの就職ガイダンスの初めての取り組みなどが報告されました。
 討論では12単産14人が、京建労の仲間づくりでの大きな前進、障害施設のワコウ寮や養護学校などから自立支援法や特別支援教育の施行の問題、教組から教基法改悪反対の闘い、年金者組合からロマンあふれる多彩な元気の出る活動報告など、仲間づくりに力を注ぎ多様な闘いや取り組みを展開していることなど展望ある発言が目立ちました。(仲野良典)