政府は中国人強制連行の謝罪を 京都訴訟原告ら
中国人強制連行京都訴訟(16人)の原告遺児、何雲竜(か・うんりゅう)さんは30日、全国で裁判をたたかう原告や支援者ら86人とともに最高裁判所と衆参の議員面会所を訪れ、国の謝罪と補償を訴えました。同日結審した新潟訴訟の控訴審(東京高裁)の支援に上京したもの。
何さんは亡くなった父親の写真を胸に宣伝行動に参加。衆議院の議員面会所では、日本共産党の穀田恵二衆院議員と握手し、「日中関係の発展のためにも、日本は中国人の強制連行を国策として行ったことを認め、謝罪してほしい。全面解決にむけ、支援をお願いしたい」とのべました。
中国人強制連行裁判は現在、10都道府県で係争中です。京都では原告16人がたたかっています。(桐畑米蔵)